有限会社さかい

太陽光発電メンテナンス

Home »  太陽光発電メンテナンス

太陽光発電メンテナンスとは

メンテナンスが必要となる背景

2012年7月に固定価格買い取り制度が制定されて以来、太陽光発電設備は全国に急速に増加しました。
特に20年間安定した収益が見込めることから産業用と呼ばれる大型の太陽光発電設備は政策の追い風にも乗って爆発的に増えたのですが、その反面導入が進み過ぎたことで地域によっては新規の設備建設が難しくなっています。

従来「メンテナンスフリー」と言われ導入が進んだものの、実際には5、6年が経過すると何らかの不具合が生じることも徐々に明らかになっています。

こうした背景から、設置された太陽光システムには引き続きメンテナンス等の既存設備向けのサービスが必要となっていき、急速に増えたタイミングからも分かるように、これからメンテナンスの需要が急速に増えることが予測できます。
一方で、太陽光発電設備のメンテナンス技術は基準となるものなどもないのが現状となり、メンテナンス技術の基準を策定、技術を共有することで、解決を図ります。

弊社ではJPMA一般社団法人 太陽光安全保安協会が認定する「太陽光発電メンテナンス技士®」資格を取得しました。
この「太陽光発電メンテナンス技士®」資格は裁判外紛争解決機関(ADR)基礎資格として法務大臣の認定を受けています。

国内太陽光発電システム市場規模推移と予測

「太陽光発電システムになんらかのトラブルがあった件数」と「太陽光発電システムの交換・修理時期の年数」

不具合事例

モジュール

汚れ 花粉や黄砂等の汚れ花粉や黄砂等の汚れが、蓄積されていきます
劣化 経年劣化によるひび割れ経年劣化でひび割れが発生することも
鳥害 鳥の糞による故障鳥の糞は、ときに大きな故障の原因になります

パワコン

サビ 経年劣化によるサビ・腐食等経年劣化により、サビ・腐食等が発生し、故障の原因となる
故障 落雷などによる停電落雷などで停電することがあります
詰り フィルターの詰まりフィルターが詰まることでも効果が落ちます

その他

破損 架台のゆがみや破損架台のゆがみや破損により、太陽光が取り込めないケースがあります
雑草 雑草がモジュールを遮る雑草がモジュールを遮り、発電量の低下につながります
配線不良 ケーブルの接続はずれケーブルの接続がはずれ、一方の端子が地面に

パネルの劣化

太陽光パネルは当初、メンテナンスフリーと言われてきましたが、ノーメンテナンスの状態で使っていると、自然と以下のように発電効率が落ちていくと予測されます。

パネル種類10年後 (%)20年後 (%)25年後 (%)
単結晶92.4~93.785.3~87.882.0~85.0
多結晶94.5~95.589.3~91.186.8~89.0
CSI / CIGS97~97.294.1~94.592.7~93.2
ヘテロ接合 (HIT)96.092.290.4
アモルファス88.979.074.6

これを減衰率と言いますが、洗浄などのメンテナンスを行うことで、ある程度効率の減少を抑えることが可能です。
また、場合によってはひび割れを起こしたパネルに雨水等が入り込み、漏電を起こすと発電そのものができなくなるだけではなく、感電の危険性もあります。
だからこそ定期的な点検・調査が必要といえるでしょう。

点検・調査サービス

点検・検査サービスとは

点検・検査サービスは、既に売電を始めている設備を対象としています。

  • 売電を開始した後、実発電量がシミュレーションと大きく違う…。
  • 施工に不安があるが何がどう悪いのか分からない…。
  • ストリングのひとつに不具合が発生したので念のため第三者に全量点検をして欲しい…。

上記のような、発電所オーナー様が運転開始後に抱えている悩みや疑問は様々です。
このような問題に弊社のJPMA認定の「太陽光発電メンテナンス技士®」が対応致します。

点検・検査サービスはなぜ必要なのか

では、点検・検査サービスがなぜ必要なのか…
仮に、発電量が想定よりも大幅に少ないと、最悪の場合せっかく受けた認定を失効するおそれまであります。
認定の失効、つまり売電ができなくなってしまうため、問題となる前に疑問や不安を持ったらきちんと点検を行なうことが重要です。
また、設置した施工業者も完工時に点検・検査を行い、不具合に気付けなかった、見逃してしまっている場合もあります。
そのため同じ業者ではなく、知識を持った第三者である「太陽光発電メンテナンス技士®」が対応することで、見逃しにも気付く事が出来ます。

竣工検査サービス内容(実施予定項目)

  • 直流側ストリングごとのI-Vカーブ測定(STC変換による)
  • 絶縁抵抗測定(モジュール~接続箱間)
  • 竣工検査成績書提出

※外観目視点検はオプション(別費用)になります。

検査費用

低圧(50kW未満)一律70,000円
高圧(50kW以上100kW未満)70,000円~150,000円
高圧(100kW以上300kW未満)150,000円~400,000円
高圧(300kW以上500kW未満)400,000円~600,000円
高圧(500kW以上)別途お見積もり

※上記価格はAC出力を基本とします。

現在弊社では低圧のみ対応しています、まずはご相談ください。

オプション:ご要望に合わせてお見積もりいたします。
◆架台点検 ◆モジュール洗浄 ◆モジュールコーティング ◆草刈り

【お問合せ】メンテナンス担当の酒井まで TEL:0265-35-2319

竣工検査サービス内容イメージ

太陽光発電関連取得資格

  • ◆ 太陽光発電メンテナンス技師
    (般)太陽光発電安全保安協会(般)太陽光発電安全保安協会
  • ◆ 太陽光発電モジュールコーティング施工認定取得
    サーファシールドG 施工認定店サーファシールドG 施工認定店